「 インナーチャイルド 」の教科書

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この記事を書いた時は、まだまだ私の理解が足りていませんでした。
下の記事より、こちらの方が圧倒的に情報が軌道修正されていますので、こちらをご覧いただくようにお願いいたします。

はじめに:インナーチャイルドに関して勘違いしていたこと

2025/2/10
私はやっと「インナーチャイルドとは何者なのか」がわかった気がします。
私がこれまで得てきた インナーチャイルド に関する知識は
・インナーチャイルドとは、過去に感情を消化しないまま残してしまった幼い頃の自分である
・悲しい、つらい、怖い、苦しいなどの感情を感じずに大人になってしまった場合、「その時の感情を消化してね」と、同じような感情を感じるための出来事を起こさせる(これを「インナーチャイルドの投影」と言う)

インナーチャイルドは、「繰り返し嫌な出来事を起こさせる存在」であるということ。
ここまでは、私が今日わかったインナーチャイルドの姿と概ね同じ。

「繰り返し嫌な出来事を起こさせる存在」であるため、一般的には毛嫌いされがちである。
だが、インナーチャイルドが見せる現実や感情こそが魂のミッションであり、インナーチャイルドが解決すると視界がかなり開けるため、スピリチュアルカウンセラーたちの間では「大事な存在」として親しまれている。
ここまでも、私が今日わかったインナーチャイルドの姿と概ね同じ。

とは言っても、インナーチャイルドが見せる現実や感情を乗り越えて、インナーチャイルドの投影から抜けてこそ、「魂のミッションクリア」なので、私たちはいち早くインナーチャイルドの投影から抜けた方がいい。インナーチャイルドが見せる現実にいつまでも浸ってたらいつまで経っても成長できない!と言わんばかりに、
・気づく(気づくことによって感情を昇華させてインナーチャイルドの投影から抜け出す)
・癒す
ということを推奨されまくっている。
ここの考え・常識(?)的なものが、今日完全に覆された。

インナーチャイルドとは、「魂」であり私たちの「本来の姿」です。
と言われているし、これには私も同意する。
ではなぜ、私たちはその本来の姿を必死に癒そう癒そうとしているのか?
本来の姿が見せている現実を変えようとしたり、捉え方や考え方を変えようとしているのか?

ここに気づけていなかった。

誰かに合わせた偽りの自分ではなく、本来の自分で生きないから人生が苦しくなるとわかっているのに
インナーチャイルドこそが本来の自分であるとわかっているのに
なぜ、私たちはインナーチャイルドのものの見方を変えようとしているのか?


私たちが幸せになるためにやるべきことは、
インナーチャイルドと繋がり
インナーチャイルドが感じていることに素直になり
インナーチャイルドがやりたいことに従う

ただそれだけだったのです。

完全にインナーチャイルドと繋がった状態、本来の自分に戻るとは

特に太字で示した最後のところ部分を勘違いしている人が多いかもしれないですが
完全にインナーチャイルドと繋がっていて、本来の自分でいられている状態とは、

・嫌いな人、苦手な人、困った出来事を目の前にしても、ありのままの自分でいられる、冷静に思ったことを伝えられる
・思ったことを伝えた後、相手の反応に影響されずにいつ何時もスッキリしている
・ネガティブな感情を感じていても、自分らしく生きられていてどこかスッキリしている

ということを指すのではないかと思います。
問題を解決しなくても幸せでいられるし、嫌いな人のことを嫌いなままでも、偏った思考や観念があっても、幸せなんです!

私がなぜ「インナーチャイルドとの接し方を間違えていた」と気づいたのか

結局私はこれらのことをすべてインナーチャイルドから聞いた。以下がその会話↓


感情を大事にしてると、「これはインナーチャイルドの投影が起きてるだけだよ」ということに気づけなくて、ずーーーっとその時の感情にどっぷり浸かり、どんどんその出来事の登場人物に対する他責思考ばかり出てくる。
「これはインナーチャイルドの投影が起きているだけ」ということを重視しすぎると、感情がどんどんおざなりになって、だんだん出来事に対して「まだ私はダメなんだ」と思うようになってくる。
でも、どちらも結局「インナーチャイルドと繋がれていない状態にいる」からこそ、どんどんドツボにはまっていく。

じゃあ、どうしたらインナーチャイルドと完全に繋がることができるのか?は、自分で地道に毎日毎日インナーチャイルドに話しかけるしかない。
私の場合は、「インナーチャイルドと繋がりたい」と伝えたら「本当にその覚悟あるわけ!?あんた(顕在意識)は結局いつも感情を感じることから逃げてるじゃん」と言われた。

「いっつも困ったら方法論に逃げてる。勉強して解決して、逃げてるじゃん。本当に本気で心の底から “なんでこういう時にこういう感情が生まれるのか” って、本気で向き合ってる?いつも他人のせいにしてるじゃん。ちょっと考えてわからなかったらすぐ逃げるじゃん。全然私と向き合ってないじゃん。今私に近づいてるのだって苦しいことから逃げたいからってだけでしょ?」
確かにその通りだ。ぐうの音も出ない。

「今私がインナーチャイルドに近づいているのは、苦しい、もやもやした感情を解決させたいからだ」ということを認めて、「でもそれでも本気で繋がりたいと思ってる」ということを毎日伝えるのと、今回は逃げないようにすると肝に銘じた。

インナーチャイルドに今どう思ってるか聞いて「金もないし彼氏もいないしなーんも上手くいってない」って言われたら0.3秒で「こう思っているのをどうしたら変えられるか」って考えるじゃん。だから思ってること言いたくなくなるんだよ?と…。確かに。
とにかくひたすら事情聴取。考えを無理に変えようとしないこと!!

「そうやってすぐこっちの感情とか意見を変えようとしてくるのまじでうざいんだよね〜。あと “ずっとネガティブでいるのは嫌” って感じで全然正直にいさせてくれないし。ほんと、こっちの正直なネガティブな感情話したら0.3秒で解決しなきゃってしてくるよね〜」
「ウッてなる感情が出た時に都合よく感情感じてますみたいなフリしてるけどさ、感情ってつらい時だけ感じればいいとか、つらくなくなったら解放されるとかじゃないからね?常に感じるものだから。つらい時だけ感じようとしたり、つらくなくなったら他の人のこと考えて妄想してって、今までのやり方じゃ二股で暇つぶししてる人と大差ないからね?」

「でも、常にインナーチャイルドと繋がるって難しくない?」
「人といる時はインナーチャイルドと繋がることを意識できないって言いたいんだろうけど、誰かと一緒にいても心の底から笑ってる時もあるし、かと思えば1人でいるのにこっちの言い分無視してそっち都合で解決策ばかり考えてる時だってあるよね?」

インナーチャイルドに対して人間の都合を押しつけてる時はインナーチャイルドの声が聞けなくなる、と気づいた
インナーチャイルドは、実は解決するタイミングを自分自身で握っている
だから人間都合でそれを早めたりはできない
人間は、ただ自分の感情に正直になることと、インナーチャイルドの声を聞くことに努める


インナーチャイルドは考えを変えたり解決するものではない!

上のインナーチャイルドとの会話で気づいた通り、インナーチャイルドは、物事を解決させるタイミングを完全に自分自身で握っていて、それを人間都合で早めることはできません
気づいたり、癒したり、感情を感じることですべての問題が解決すると思っている人が多いですが、それだけでは解決しない問題がいつか必ず出てきます。
そういう時は、ただインナーチャイルドと繋がって自分に正直になること、目の前の状況を受け入れることで切り抜けます。

— 私が陥った合わなかったやり方 —
①インナーチャイルドの心の傷を癒す
②インナーチャイルドの間違った思考や観念を修正してあげる

そのために…

①について
・ひたすら気づく!
・この人、この出来事を「嫌だ」と思うきっかけは、過去にあったんだ、その時に発散できなかった感情があるんだ、と気づく
・じゃあなぜ昔から「この出来事や人が受け入れられない」のか?、インナーチャイルドの言いなりになってひたすら聞く
・ネガティブな気持ちになった時だけでなく、おはよう/おやすみ や、ポジティブな感情が芽生えた時にも気持ちを共有し合う
②について
・良い/悪い ではなく やりたい/やりたくない ですべてを判断する!
・こういう出来事が起きたから私は○○なんだ → こういう出来事が起きて私は○○と感じたんだ、○○と判断するのはそれだけ○○と感じたんだ

悩みに気づく

それ自体が「嫌だ」と思う理由は
昔からずっと抱えている「傷」が原因だと知る

その「傷」を守る(これ以上深くしない)ために決めた
「思考」「観念」があることに気づく
※感情を感じるのをやめて「思考」「判断」していることに気づく

思考と判断をやめて
ただただ感情に集中する

・「私は根本的に何かが間違っている」「私は根本的に何かがダメだ」(特に考え方など)、出来事1つ1つに対してや1日の終わりに「今日の私は大丈夫だろうか」と監視している
 … だから何か出来事が起こる度に激しく一喜一憂する
 … 人にアドバイスをされることがとことん嫌い
 … なぜこうなってしまったのか? → 私が悪い / お前が悪い と責任のなすりつけ合いに
 ↓
 「ダメだ」というのは、事実ではなくあくまで自分の解釈にすぎない
 「私は○○だと思っている」「私は○○と感じている」に変えてみる
 自己否定から抜け出し、さらに他人軸からも抜け出せる

・そんなこと言ったって、自分から監視カメラを外したら、自分のことを客観的に見れなくなっていつか大問題を引き起こすかもよ!?

・出来事に対して感情があるのに、感情を見るのをやめて、感情から良し悪しを判断しているから監視カメラが必要になっているだけ

大事なのは自分が「正しいか正しくないか」「良いか悪いか」ではなく「やりたいかやりたくないか」「自分がどう感じているか」

自分のことを「ダメだ」と感じるのは、事実ではなくあくまで自分の解釈にすぎない
 「私は○○だと思っている」「私は○○と感じている」に変えてみる
 自己否定から抜け出し、さらに他人軸からも抜け出せる

インナーチャイルドは 「 本来の私 」 なので、インナーチャイルドのやりたいことに従う

本当は自分を否定したいわけじゃなくて、インナーチャイルドと繋がらないことに苦しんでいると気づく。

「インナーチャイルドの投影を抜けて使命を全うしよう」と言う人がよくいるが、我々はすでに生きているだけで使命を全うしており、自分とどの程度向き合えるか、どんな仕事をするか否かもすべてインナーチャイルドが握っているので、無理矢理それを変えたり早めたりはできない。

まとめ

インナーチャイルドは、物事を解決させるタイミングを完全に自分自身で握っていて、それを人間都合で早めることはできません
気づいたり、癒したり、感情を感じることですべての問題が解決すると思っている人が多いですが、それだけでは解決しない問題がいつか必ず出てきます。
そういう時は、ただインナーチャイルドと繋がって自分に正直になること、目の前の状況を受け入れることで切り抜けます。

私たちは、インナーチャイルドと繋がっていれば、ネガティブな感情を感じていても、問題が解決しなくても、幸せを感じられるようになっているのです!

私たちが幸せになるためにやるべきことは、
インナーチャイルドと繋がり
感情に素直になり
インナーチャイルドがやりたいことに従う

そのために、
常に意識をお腹に持ってきて
インナーチャイルドと喋りたい、繋がりたいということを本気で伝え
人間都合で意識を頭に移して妄想したりせず
物や他の人に頼らずに自分でインナーチャイルドの声を聞き
困った時にはお腹に助けを求める

それだけ!


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